マルタ島で家を探す方法と注意点! 人気エリアや家賃はどのくらい?

マルタ島で家を探す方法と注意点!人気エリアや家賃はどのくらい?

2026年からワーキングホリデー制度が始まるマルタ島は、これまで以上に若い世代や長期滞在者にとって魅力的な滞在先となることが予想されます。地中海の温暖な気候、英語環境、そしてヨーロッパ各国へのアクセスの良さはもちろん、ワーキングホリデーを活用すれば働きながら生活費を補い、現地での暮らしをより充実させられることでしょう。
しかし、渡航後の生活基盤を整える上で欠かせないのが住まい探しです。近年は家賃の高騰や需要増加により、物件の確保が難しくなっているため、本記事ではマルタ島での最新の家探し方法と、契約や内見時の注意点を詳しく紹介します。

Facebookマーケットプレースを活用

マルタで最も主流な家探しといえば、FacebookのMarketplaceです。日本にいるとあまり使用しないFacebookですが、マルタのコミュニティ、物件、物の売買などはフェイスブックグループが一般的に使われています。

短期滞在向けから長期契約まで幅広く掲載があり、個人オーナーと直接やり取りできるケースも多いのが特徴です。
ただし、人気物件は掲載直後に問い合わせが殺到するため、通知設定をオンにし、こまめにチェックするのがポイントです。

注意点

  • 写真や説明だけで決めず、必ず内見を行う
  • 前金やデポジットの送金を内見前に求める物件は要注意(詐欺の可能性あり)
  • 家賃に光熱費やインターネット代が含まれるか確認

不動産エージェントを利用

マルタには多くの不動産エージェントがあり、予算や希望条件に合わせて物件を紹介してくれます。特に長期滞在や家族での移住の場合は、エージェント経由の方が契約条件や法的手続きを安心して進められます。

メリット

  • 契約書やデポジットの条件が明確
  • エリア情報や生活環境のアドバイスがもらえる
  • トラブル時に間に入ってくれる

費用の目安
エージェント手数料は1か月分の家賃+VAT(18%)が一般的です。

契約時には家賃1か月分の前払いと、1か月分のデポジットも必要になるため、初期費用は家賃の約3か月分を見込んでおきましょう。

フラットメイト募集サイト

家賃を抑えたい場合や、短期滞在で家具付き物件を探す場合はシェアハウス(フラットシェア)が有効です。
Flatmate」、「Roommates Malta」などの専用サイトや、Facebookグループで募集情報が活発に掲載されています。

探す際のポイント

  • 家賃に光熱費込みかを確認(特にエアコン利用の追加料金有無)
  • 契約期間と退去時の条件(Notice Period)をチェック
  • 共同生活におけるルール(キッチンやバスルームの使用)を事前確認

デポジットの相場と返金条件

マルタの賃貸契約では、家賃1か月分のデポジットが相場です。退去時に破損や未払いがなければ返金されますが、壁の小さな汚れや家具の傷でも差し引かれる場合があるため、入居時に写真を撮って証拠を残すことが重要です。
また、返金は退去後1か月以上かかることもあるため、帰国直前の契約終了は避けるのが無難です。

ビューイング(内見)時の注意点

内見では、家賃や間取りだけでなく生活環境や設備の状態も必ず確認しましょう。特にマルタ特有の注意点は以下の通りです。

  • 湿気とカビ:窓の開閉や換気のしやすさをチェック
  • 騒音:通りの交通量や近隣工事の有無
  • インターネット速度:テレワークや留学中の授業に影響
  • 光熱費のメーター:使用量の確認方法や課金方式

最近の賃貸市場の傾向(2025年時点)

2025年現在、マルタの人気エリア(スリーマ、セントジュリアンズ、グジラなど)は依然として家賃が高騰しています。ワンベッドルームで月€1,000前後、シェアルームで€400〜€700が目安です。
一方で、郊外(ビルキルカラ、モスタなど)では比較的安く、交通機関を使えば中心地まで30〜40分でアクセス可能です。

まとめ

マルタ島での家探しは、情報収集のスピードと現地での確認がカギです。Facebookマーケットプレースやフラットメイト募集で安い物件を狙う場合も、必ず内見と契約内容の確認を行いましょう。初期費用やデポジット返金条件を理解し、余裕を持ったスケジュールで動くことで、安心して新生活をスタートできます。

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