海外旅行や海外留学に行く際は治安が気になりますよね。実際、マルタはヨーロッパ諸国の中でも比較的犯罪率が低く、観光や留学、ワーキングホリデーで訪れる日本人にとって安心して滞在できる国です。スウェーデンやデンマークのような北欧諸国と比べると多少軽犯罪の割合は高いものの、フランスやイタリア、スペインなど南欧の観光国に比べれば落ち着いていると言えます。
一方で「マルタ 危険」という言葉も検索されている通り、治安が良い国でも注意すべきポイントは存在します。特に観光地や人の集まる場所ではスリや置き引きが起きることがあるため、油断は禁物です。
目次
犯罪率の傾向
マルタ政府が公表している統計によると、殺人や重大な暴力犯罪の発生件数はヨーロッパ内でも非常に少ない水準です。一方で、旅行者が巻き込まれやすいのは以下のような軽犯罪です。
- スリや置き引き:観光地、バス内、フェリー乗り場など
- 詐欺的な客引き:ナイトスポットや観光客向けのクラブ周辺
- 車上荒らし:レンタカー利用者が注意すべき犯罪
これらは命に関わるような危険ではないものの、財布やパスポートを盗まれると旅行が台無しになってしまいます。
地域ごとの治安状況
安全な地域
- バレッタ(Valletta)
首都であり観光の中心ですが、警察の巡回が多く、治安は良好。夜も比較的安全に歩けます。 - スリーマ(Sliema)・セントジュリアンズ(St. Julian’s)
語学学校や滞在者が多いエリア。人通りも多く女性の一人歩きも比較的安心ですが、週末のナイトクラブ周辺では酔客トラブルに注意。 - ゴゾ島(Gozo)・コミノ島(Comino)
自然豊かな離島で、観光地以外は非常に静か。治安面の心配はほとんどありません。
注意が必要な地域
- パーチャビル(Paceville)
クラブやバーが集まるナイトライフの中心地。深夜は酔っ払い同士の喧嘩や窃盗が発生することがあり、女性の一人歩きは避けたい場所。 - 観光地の混雑エリア
マルタバス(特に空港行き)、フェリー乗り場、大型ショッピングモール周辺はスリに注意。
留学生・ワーホリ滞在者が気をつけたいこと
- 夜道の一人歩きを避ける
女性は特に夜遅くの帰宅時はタクシーや配車アプリ(Bolt、Uber)を活用しましょう。 - 貴重品管理を徹底する
斜め掛けバッグを使用し、財布やスマホをテーブルに置きっぱなしにしない。 - 住居選び
語学学校やシェアハウスを選ぶ際は、立地やアクセスの良さだけでなく、周辺が人通りのある安全なエリアか確認しましょう。 - 交通安全
マルタは道路が狭く、車の運転が荒いことで知られています。徒歩や自転車利用時も交通事故には注意が必要です。
マルタ旅行中に注意したい危険
- 観光地でのスリ
特に夏の観光シーズンは注意。バックは必ず前に持つ。 - 海やビーチでの事故
海が美しいマルタですが、急な潮の流れで流される事故も。遊泳可能エリアで泳ぐことが大切。 - 熱中症や脱水症状
真夏は気温が高く日差しも強烈。外出時は必ず水を持ち歩き、帽子や日焼け止めを使用してください。
警察や緊急時の連絡先
- 警察(Police):112
ヨーロッパ共通の緊急番号。事件・事故・救急のすべてに対応。 - 滞在者は外務省の「たびレジ」登録がおすすめです。
まとめ
マルタはヨーロッパの中でも治安が良い国で、女性の一人旅や留学、ワーキングホリデーにも人気です。ただし「マルタ 危険」と検索されるように、観光地やナイトスポットではスリや軽犯罪に注意が必要です。地域ごとの治安傾向を理解し、貴重品管理や夜の行動に気をつければ、大きなトラブルに巻き込まれることは少ないでしょう。
警察番号112を把握し、常に安全意識を持つことで、安心してマルタ生活を楽しむことができます。
たびたび海外


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