マルタ政府観光局は、アメリカ・ニューヨークとの間で初の直行便就航に向けた協議を進めていると発表しました。これが実現すれば、両都市を結ぶ初の定期便となり、マルタの観光・経済の活性化に大きな影響を与える見込みです。
現時点では航空会社名や就航開始時期は未定ですが、マルタ国際空港(MLA)とジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)間での運航が有力とされています。フライト時間はおよそ9~10時間程度になる見通しです。
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米国からの観光需要拡大を狙うマルタ政府
マルタはEU圏からの観光客が中心でしたが、コロナ禍以降、北米市場へのプロモーションを強化してきました。直行便が開設されれば、アメリカからの旅行者がヨーロッパの他の国を経由せずにマルタを訪れることが可能となり、特にハネムーン層や富裕層観光の増加が期待されています。
日本からの旅行者にもメリット
現在、日本からマルタへ向かう場合、ドバイ、イスタンブール、フランクフルトなどでの乗り継ぎが一般的ですが、ニューヨーク経由の新ルートが誕生すれば、アメリカ滞在を組み合わせた周遊旅行がより便利になります。留学生やワーホリ層にとっても、フライト選択肢が増えることで利便性が高まるでしょう。
まとめ
マルタとニューヨークを結ぶ直行便は、まだ計画段階ではあるものの、実現すれば両国間の交流を大きく前進させる一歩となります。地中海の小国マルタが、グローバルな空のハブとしてどこまで成長できるか、今後の動向に注目です。
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